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水引屋 大橋丹治

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弊社、大橋丹治株式会社の歴史をご紹介いたします。

創業は明治元年(1868年)。
現在が2019年ですので、創業から151年となります。

筆者の私が5代目となります。
創業150年、5代目なんて言うと「凄い!」なんて思われるのですが、ここ飯田市の同業社さんには江戸時代の創業で現在8代目という方もいらっしゃいます。

大橋丹治は氏名です

初代の創業者の名前が大橋丹治。
会社名にそのまま初代の氏名を使っております。

初代大橋丹治夫妻の写真
初代大橋丹治夫妻の写真です。

元々は水引屋ではなく元結の製造会社でした。

元結とはちょんまげを結うために使われていた和紙でできた紙縒り(こより)紐のことです。

現在でも弊社で販売しております。

文七元結
現在も弊社で販売している文七元結です。

⇒元結の通販・販売ページはコチラ

江戸時代、侍が貧乏になっていく過程で弊社のある飯田の殿様が副業として奨励したので飯田で、この元結製造・販売が盛んになり、地場産業となりました。
副業を奨励するなんて現代の「働き方改革」に通じますね。

初代大橋丹治は商才があったようで、沢山の職人を抱えて組織的に元結の製造を行っていたようです。
本業は武士。
足軽大将だったようです。

水引屋への転機

そして、元結屋に激震が走ります。

断髪令です。

ちょんまげのために使われていた元結がちょんまげをしなくなったため使用量激減です。
これはピンチということで、元結屋は製造工程が似ている水引製造・加工・販売に業務転換していきます。

弊社も例外ではなく、その流れのってかどうかは分かりませんが、水引屋へとシフトチェンジしていきます。

その辺の歴史は下記に詳細を書いております。

⇒元結と水引の歴史

男性のちょんまげの需要がなくなっても女性は髪を結うときに元結を使っていたので、それなりの需要があったようで弊社が水引を扱うようになったのは大正のあたりからです。

その後、水引は結納品、ご祝儀袋に使われ弊社も同様に結納品、ご祝儀袋の製造販売も行っていきます。

さらにその後、正月飾りにも水引が使われるため正月飾りの製造も手掛けるようになり、現在の主力商品となっております。

取扱い主力商品の変化

このように弊社の歴史を振り返ってみると取扱いの主力商品が変化していっているのがわかるかと思います。

まずは元結が主力商品で、続いて水引関連商品。
水引関連商品では結納品。

結納品
かつては主力商品であった結納品。

ですが、結納をする人の減少により結納品の売上は減少していきます。
次の売上の柱であるご祝儀袋も現在の結婚する人口の減少、少子化の影響で売上は減少しております。

現在、売上がキープできている水引関連商品となると正月飾りになります。

そして、新しい商品としてはラッピングに使われる水引飾りが伸びております。

商品ラッピングに使われる水引梅結びです。

また、水引紐は昨今の水引アクセサリーブームの影響で水引アクセサリー作家さんに多数購入を頂けるようになってきました。
ここ2,3年の流れです。

今後も200年企業をめざし時代の変化に合わせて、柔軟にしなやかに経営をしていかねばならないと、この文書を書きながら決意を新たにしました。

2019年6月 5代目大橋丹治